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言語聴覚士(ST)の資格・仕事内容・将来性

【言語聴覚士(ST)とは?】  国家資格

言語機能や聴覚障害のリハビリを担当/高齢化が進む中、重要視されています
脳卒中などによる言語機能障害や、先天的難聴などの聴覚障害を持った人の相談にのりながら、指導やリハビリを行います。機能回復訓練の立案に欠かせない、検査と評価を伴う重要な仕事です。
言語聴覚士は、ST(Speech language hearing Therapist)とも呼ばれます。

【言語聴覚士(ST)の資格・仕事内容】

言語聴覚士は、平成10年4月に国家資格になった比較的新しい資格です。これまで医療言語聴覚士資格制度推進協議会と、日本聴能言語士協会がそれぞれ言語療法士や臨床言語士の認定資格を設けてきましたが、平成9年に言語聴覚士法が制定され、その規定により国家資格となりました。
言語障害者はさまざまな原因から、他者のコミュニケーションが困難になっています。そのため、意志の疎通がなかなか思うようにされず、障害の苦しみの大きさはなかなか理解されません。その上、誤解を受けることも少なくないのが現状です。
言語聴覚士(ST)は、こうした障害をもつ人々に対して言語訓練やその他の訓練、検査などを行い、本人だけでなく家族に対しても指導と助言を行っていき、それを根気良く繰り返すことによってコミュニケーションに関する障害を解決するために活躍します。

【言語聴覚士(ST)の仕事の将来性】

医療分野の対象者に、適正な訓練や検査を行うだけでも1万人の言語聴覚士を配置する必要があるといわれています。その数は年々増加する傾向にあります。また、20年後には2万人が必要という予想もあるため、医療・福祉・保健施設などで需要は急速に増加すると考えられます。

【こんな人にオススメ!】
◇医療関係の仕事がしたい
◇社会に貢献したい
◇就職・転職に役立てたい